アナログ展示へのこだわり [博物館を考える]

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浅間縄文ミュージアムの展示設計の際には、アナログ展示にこだわった。

ボタンを押すと電気が光るとか、コンピュータクイズやコンピュータ検索などのシステムは一切置かずに、ディスプレイのみの超アナログ展示を心がけた。

それらは相応にメンテナンスに時間と金がかかるし、すぐに飽きられてしまうということも聞いていたからだ。

そういった意味では、浅間縄文ミュージアムでは、電球の交換くらいで、機器のメンテナンスにお金がかかることが無く、助かっている。

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ジュンクワ

ピコピコものは、10年も経ては総入れ替え、その経費は馬鹿になりません。
小田原城でも天守閣とは別の施設はレーザーディスクだったり、PCがウィンドウズ95だったりで、その更新に苦労しています。
私も個人的にはアナログ派です。実物を見てもらうことが一番、観る人に訴えられると思っています。
by ジュンクワ (2011-09-16 20:48) 

八ケ岳

よかった、アナログ派の心強い味方がいて。
機械を通さず、五感に訴えかける展示をしたいものです。
それにしてもレーザーディスク、懐かしくなりました。カラオケの8トラよりは新しいけど。
by 八ケ岳 (2011-09-16 21:23) 

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