庭から出てきた須恵器 [遺跡]

DSC00803.JPG

私の自宅は、円生坊(えんしょうぼう)という遺跡の上にある。

以前は畑で、耕していると弥生後期の箱清水式土器や磨製石斧、平安時代の武蔵型甕などが大量に出土し、現在は自宅で保管している。

今度は須恵器が顔を出した。6世紀の坏蓋とみられる。
佐久地方では、須恵器窯が作られるのは7世紀からなので、他地域からの搬入品であろう。

旧石器が出てくれれば……いちばんウレシイが、それは無理。
この一帯は、1万5千年前の浅間の火砕流層(軽石流)が10m以上もあるからだ。
関東にYP(板鼻黄色軽石)を降らせた時の火砕流である。


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REN

羨ましい土地にお住まいで何よりです。随分丁寧な造りに見えますが どの辺の窯ですか?
by REN (2011-10-22 12:52) 

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