日本の火山観測100年 [浅間火山]
残りわずかだが今年は、日本の火山観測100年の記念すべき年であった。
1911(明治44)年8月26日震災予防調査会と長野測候所(後の地方気象台)が浅間山に全国初の火山観測所を設置したのである(写真)。
設置は東京帝国大学大森房吉教授(写真左)と長野測候所西澤順作技師(右)の尽力によってなされた。
それから100年、気象庁では、札幌・仙台・東京・福岡の各火山監視・情報センターで、全国110の活火山の活動状況を監視している。
特に火山噴火予知連絡会によって選定された47火山については、常時観測火山として他機関(大学等研究機関や自治体・防災機関等)の協力を得ながら、地震計、GPS、傾斜計、空振計、遠望カメラなどにより、24時間体制で火山活動が監視されている。
震災もあった。霧島も活発だ。不断の観測が望まれるところである。
2011-12-24 21:24
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コメント(3)
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フッ、フジモリ君
そういえばこの年は、藤森栄一が生まれた年でもありました。
by 八ケ岳 (2011-12-24 23:26)
八ケ岳 博士殿
Merry Christmas !
自然とどう向き合うか 人類永遠の課題です。
by REN (2011-12-25 10:15)
これはまた、古い人な訳ですね(笑)。
by A.E.G (2011-12-25 17:22)