調査の進むホーレンシュタイン・シュターデル洞窟 [ドイツ旧石器]

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ライオンマンの出たホーレンシュタイン・シュターデル洞窟の発掘状況。
数名の研究者によってなされていた。

細かく分層発掘を行い、その土をふるいにかけて、遺物を検出していた。
洞窟内に電気を引き込み、トータルステーションで遺物の位置を記録していた。

MIS3のオーリニャック期の文化層が掘られていたが、この後のLGM期は、寒さのためこの場所から旧石器時代人が退避し、しばらく無人の状態が続いたらしい。
座っている人の頭あたりが、ライオンマンの出た地層ということである。

旧石器時代の牙製ペンダントなども発見されていた。

そこで聞いたのだが、ドイツでの土器の出現は新しく較正年代で7500calBP程度らしい。

当然のことながら毎晩ビール。
ビアホールのメニューには、「ビールはご飯といっしょ」と書かれていた。
痛風が出ないか心配だったが、大丈夫だった。

今朝は長野は雪、過ぎた暑い夏のドイツ調査行であった。


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