第6回アジア旧石器協会(APA)年次大会のお知らせ [学会]

 2008年のアルタイにおけるA. P. オクラドニコフ生誕100周年記念国際シンポジウムの会期中にに設立されたアジア旧石器協会(APA)も、本年で第6回を迎えます。4カ国間持ち回り開催の方式により、今年は中国の寧夏回族自治区の首府銀川市で6月下旬に開催されます。アジアの旧石器時代研究史に著名な水洞溝遺跡の発見90周年記念国際シンポジウムに合わせて開催されます。

 開催要項の詳細は日本旧石器学会のWebサイト をご覧下さい。
 参加申込期限が2013年2月10日までですので、ご希望の方は至急お申込みください。
http://palaeolithic.jp/apa/apa6/invitation.htm

■第6回 アジア旧石器協会(APA)年次大会(概要)
 水洞溝(SDG)は中国北西部の寧夏回族自治区に所在する非常に重要な後期旧石器時代の遺跡であり、1923年にフランスの研究者たちにより発見されました。過去90年の間に、多くの発掘調査が実施され、豊富な石器群、哺乳類の骨、装飾品、炉跡と焼けた遺物が見つかっています。石器群の豊かな内容から、この遺跡は東北アジア地域における太古の人類適応と相互交流の研究にあたり重要な役割を担っています。水洞溝遺跡発見の90周年を記念して、2013年6月26日から30日まで、遺跡に近い銀川市(寧夏回族自治区の首府)において、国際シンポジウムを開催するものです。

 シンポジウムのテーマは、「東北アジア地域の後期旧石器時代における人類の拡散と相互交流」です。シンポジウムでは「第6回アジア旧石器協会年次大会」、「第18回スヤンゲとその隣人たちシンポジウム」、および「中国先史遺跡博物館フォーラム」の3セッションが開催されます。

1.日程
6月25日 会議登録
6月26日 午前中:開会式および全体会議講演
6月26日 午後:巡検-水洞溝遺跡群
6月27日 研究発表
6月28日 研究発表および討論
6月29日-30日 会議後の巡検(オプション)
7月1日 出発

2.交通と移動
 参加者は銀川(インチュアン)国際空港にお越しください。水洞溝遺跡および滞在予定ホテルは空港の近くにあります。到着日と出発日には、空港とホテルの間でシャトルバスを運行する予定です。

3.参加費
 500ドル(アメリカドル)をお支払いいただきます。

4.会議後の巡検
 当組織委員会は、巡検での交通手段と食事を提供します。ホテルは委員会で手配しますが、参加者は宿泊費をお支払いいただきます。巡検の予定は次のとおり(変更の可能性あり)。

6月29日: 銀川市 → サラウス遺跡 → エルドス市(宿泊地)。
6月30日: ウランムルン遺跡 → 銀川市
5.公式言語
 中国語 および 英語


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