白保竿根田原を遺跡公園に:八重山毎日新聞社社説 [ニュース]

こんな社説が載りましたね。
国史跡指定というのはなかなか困難な局面があるかもしれませんが、それとは別に遺跡公園というのもいいかも。石垣はいいところだし。

◆ 白保竿根田原を遺跡公園に―古代ロマンに誘う洞穴を観光と学習に活用を

 新石垣空港建設の2010年2月、国内最古の約2万年前の人骨が発掘され、「世紀の大発見」として全国から注目を浴びた白保竿根田原洞穴が、再び市民の高い関心を集めた。それは文化庁予算で同洞穴の遺構確認調査を進めている県立埋蔵文化センターが先月30日、新空港開港後初の一般公開を行い、翌12月1日は講演会を開き、石垣島には約2万8千年前から人が住み、同洞穴は約1万5千年も人が使っていた可能性を明らかにしたからだ。

 同洞穴からは現在も頭骨の骨片や歯などが次々出土。そのうち1万6千年—1万8千年前の地層から発掘された頭蓋骨については保存状態が良好なことから、当時石垣島に住んでいた古代人の顔を復元する作業が進められているという。これが復元されると県内では港川人に次ぐ2例目になる。

 そこであらためて提案したいのが同洞穴を遺跡公園として整備し、子どもたちの学習の場や観光資源として活用できないかということだ。那覇市は旧石器時代最古級の遺跡として知られる「山下町第一洞穴遺跡」を本年度から2カ年の事業で遺跡公園として整備している。竿根田原洞穴も期待したい。

2013年12月11日:八重山毎日新聞社社説より
http://www.y-mainichi.co.jp/news/23891/
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