日本列島への人類最古の大航海に挑む科学的プロジェクトに熱いご支援を! [研究]

アイコン.jpg

日本列島に現生人類はどのようにやってきたか?
この重要かつ根源的な疑問を解明する科学的プロジェクトが進行中!
実現までのご支援(クラウドファンディング)の期限【4/12】が目前になりました。
この壮大な計画を進めているのは、国立科学博物館の海部陽介さんらのチームです。
ぜひ皆様、熱いご支援をお願いいたします!

八ヶ岳旧石器研究グループ 堤  隆

■ プロジェクトの概要
祖先たちの大航海を再現する夢のプロジェクトの支援者(フォロワー)を募集しています(4月12日締切り)。

3万年前頃の琉球列島に存在したと考えられる、祖先たちの大航海。大陸から海へ乗り出し、無人の小さな島々へと移り住んだ彼らは、果たしてどのような技術と心を持っていたのでしょうか? 様々な分野の研究と壮大な航海実験を組み合わせ、過去の事実について、遺跡調査だけではわからないことも知ろうとするのが、「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」です。2年計画のプロジェクトの詳細については、ウェブサイトとその中の動画をご覧頂ければ幸いです:
https://readyfor.jp/projects/koukai

このプロジェクトの資金は、インターネットを利用したクラウドファンディングで募集しています。3月22日現在、394名の方々から、総額1277万円のご支援を表明頂きました。残りの20日間でさらに723万円以上のご支援を頂き、目標額の2000万円を達成すれば、晴れてプロジェクトをスタートできます。そうなったら何が起こるのか、主催者の想いを綴らせてください。

1)日本発の新知見を発信
日本列島周辺では対馬海峡、伊豆諸島に加えて今回の琉球列島と、少なくとも3箇所で3万年前クラスの渡海があったことが明らかです。本プロジェクトは、この重要な事実を世界にアピールし、人類の海洋進出史について新知見を提供できます。旧石器時代をターゲットにしたこれだけ組織的な実験航海プロジェクトは、世界でも初めてです。

2)研究することの楽しさや意義を共有
支援者の皆さまには、プロジェクトの進捗状況をメールニュース等で発信します。つまり皆さまにはプロジェクトの「フォロワー」として、私たちが進める太古の大航海の謎解きにご参加頂きたいのです。琉球の大航海の謎はあまりに面白いので、研究者だけでなく、もっと多くの皆さまと、その楽しさを共有できることが私たちの願いです。

3)広がりのあるプロジェクト
支援者から寄せられた応援コメントで最も多いのが、「夢があってワクワクする」というもの。これは私たちの期待通りですが、支援者の中で女性が一定数を占めており、お子さんのファンもいるのは期待以上でした。海への挑戦という祖先たちのチャレンジがあり、そのおかげで今の私たちがここにいるという事実は、きっと多くの方々にインパクトを与えるでしょう。このように過去を知ることの意味、そしてもっと探ることの意義を、これまでよりも広い範囲の方々に知って頂く機会になると信じています。

4)その他
学術的には南方旧石器文化の研究の活性化、一般的には挑戦することの大切さ・新技術を生むことの意義、社会的には台湾との交流・離島の活性化など、様々な波及効果を生む可能性があるのが、3万年前の航海徹底再現プロジェクトです。

皆さまへのお願い:
私たちは2000万円の目標達成もさることながら、約1000名の支援者が現われて、この新たな試みが世間から支持されることを期待しております。この試みが成功すれば世間から「支持された」という実績となり、さらに別の面白いプロジェクトが生まれるかもしれません。

◆研究者の皆さま、ぜひ支援者として、この“研究運営上の実験”を見届けて頂きたいと存じます。そしてぜひ議論にも加わって、内容充実にお力をお貸し下さい。
◆全ての皆さま、こんなプロジェクトの楽しさを、ぜひ支援者として享受して下さい。

どなたでも、下記サイトから簡単な手続きでご支援頂けます。ご支援に対しては、コース別に様々なリターン(お返し)をご用意しております。コースは5千円からですが、会員となって最新情報を受けられるのは15000円以上のコースとなります。募集締切りは4月12日です。
https://readyfor.jp/projects/koukai


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。