日野原重明 著『死をどう生きたか』 千浦美智子さんのこと [思考漂流]

先日、医師の日野原重明氏が亡くなった。氏のご冥福をお祈りするばかりだが、
83年の日野原氏73歳の時の著書 『死をどう生きたか』では、千浦美智子さんの話が出てくる。

ガンで、35歳という若さで夭折した考古学者千浦美智子さんは、カナダのトロント大に入学し、鳥浜貝塚の糞石などの研究でよく知られている。死との葛藤が淡々とつづられており、彼女がどう死と向き合ったかを考えさせられた。

私も彼女が亡くなる2年前、矢出川で親しくお話しさせていただいたことを覚えている。
美しく聡明な女性だった。

『死をどう生きたか』は、中公新書版で版を重ねたが、いまは中公文庫になっているようだ。

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