八風山Ⅵ遺跡の石槍 [遺跡]

04.jpg

八ケ岳を西に望む長野県佐久市東部の八風山は、ガラス質安山岩の産地である。
黒々とした良質なこの石材資源は、3万年前の後期旧石器人の目にとまり、以来、縄文時代が終わるまで、きわめて長きにわたって使い続けられた。

写真は八風山Ⅵ遺跡の石槍製作アトリエから出土した石槍で、半分に割れたため、持ち出されず、置き去りにされたものである。
後期旧石器時代末から縄文時代草創期にかけての位置付けがなされる石器だ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

白滝黒曜石原産地野帳 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。