土偶 講演会 [博物館]

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6月14日、浅間縄文ミュージアムで「土偶にみるまつり」の講演会があった。

講師は文化庁の原田昌幸さん。大英博物館の「土偶展」のプロデュースで日々忙しいなかをかけつけてくださった。至文堂・日本の美術『土偶』の著者でもある。

土偶は、人体の部分を控えめに表現した初期のものから、板状土偶、中期には立像土偶が出現し、しだいにポーズをとるようなポーズ土偶が出現すると、その変遷を述べた。先日国宝になった青森風張1遺跡の合掌土偶もポーズ土偶の典型例である。
また、精製土器と粗製土器ではないが、国宝のヴィーナスのような上位土偶と、一般的な土偶とが区別される状況も述べられて興味深かった。

美術学芸課の主任文化財調査官として超過密なスケジュールをうかがい、われながら自分の仕事の暇さに呆れたのである。

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