ブロンボス洞窟の尖頭器、7,5万年前ってホント? [石器]
まっ、『サイエンス』(昨年10月29日号)に載っているのだから間違いないのだろうが、南アフリカのブロンボス洞窟のスティルベイ型尖頭器が、7.5万年前で、加熱処理+押圧剥離で作られているという。
なにも実験で証明しなくとも、みるからに押圧剥離のような石器がある。
これを聞いたとたん、捏造事件のあの、いや~な記憶がよみがえった。
捏造で埋め込まれた石器(実は縄文)は、加熱処理+押圧剥離で作られたものがあった。
竹岡俊樹氏いわく、江戸時代に電卓があったようなもの、つまりオーパーツというわけだ。
もちろんブロンボスの所業は、ホモ・サピエンスによるものらしいので、加熱処理+押圧剥離も「現代人的行動」として頷けるらしいのだが・・・・。
それにしてもブロンボスの年代、なにかコンタミで間違っている可能性はないか?
勇気ある小田静夫さんもブロンボス洞窟を調査したヘンシルウッドに、直接そんな質問を投げかけていたらしいが・・・
1.5万年前くらいの神子柴段階あるいは中林段階じゃないのか・・・・(ぼやき)。
2011-01-06 18:17
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コメント(4)
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堆積層の認識というか分層の方法はどうなのでしょうか、Hサピエンスと聞いてそう思いましたが
by kuroneko (2011-01-07 21:58)
ですよね。
狭い洞窟内の写真、確かネットで見たことがありますが。
by 八ケ岳 (2011-01-07 22:16)
今 黒曜石製のポイントで、大きく、薄くをテーマに敲いていますが、まだ写真のポイントより劣るかもしれません。これが7.5万年前だとすると驚きです。 まだ、ブログ体験の初歩でお恥ずかしいものですが、意を決して。「やっため考古」として始めました。ご指導のほどお願いします。
by やっため (2011-01-10 17:25)
やっためさんの技、存じ上げております。
また、すばらしい作品の数々ブログに掲載してくださいね。
by 八ケ岳 (2011-01-10 21:12)