長野県阿智村治部坂遺跡の発掘調査 [遺跡]

治部坂遺跡の第一次調査は1960年(大沢和夫、松島透、宮澤恒之の各氏等による調査)、第二次調査は1986年に治部坂遺跡調査団(大沢和夫・宮澤恒之・今村善興の各氏等)によって発掘調査が行われ、後期旧石器時代の後半期のナイフ形石器・尖頭器・彫器・掻器・削器が多数出土したことが知られています。第三次調査は2010年に愛知学院大学によって発掘調査が行われました。既存のトレンチやグリッドは確認することはできませんでした。また包含層には自然礫がやや多く、その中に90点程度の遺物が出土したことから遺跡の周辺的な場と推定されました。
以上の点から、今年度の第四次調査では第三次調査時の積み残した一部グリッドの自然礫の断面図作成と、その調査区より南東部に位置する源泉の周辺を中心とした遺物の広がりの有無を確認することを目的として調査を進めます。

1調査地  長野県下伊那郡阿智村浪合1192-1551
2期 間  平成23年8月22日(水)~9月2日(金)
3担 当  愛知学院大学 白石浩之(文学部歴史学科教授)
4調査宿舎 長野県阿智村 宿り木の湯
5現地説明会 27日(土)午後13:30に現地にて予定しています(雨天順延)。
      ただし状況により、必要があれば2回目の現地見学会等を開きます。      
7交通経路 長野県阿智村治部坂高原スキー場を目安にその隣に治部坂観光センタ-
      国道153号線に接する駐車場の上 http://www.jibuzaka.co.jp/ctr.html
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REN

八ヶ岳博士殿
「nice」や「コメント」が上手く送信できない状態が続いていました。So-net Blogのログインから伺うと上手くゆきますがそのかわり「REN」というニックネームに変わってしまいます。悪しからずご了承ください。これからは「REN」で伺います。
by REN (2011-08-26 07:12) 

八ケ岳

REN様
了解しました。
by 八ケ岳 (2011-08-26 23:11) 

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