高倉山遺跡の第2 次発掘調査（東山系旧石器遺跡）

東北大学大学院文学研究科考古学研究室　鹿又さんからのお知らせ

9月7日まで、山形県最上郡舟形町に所在する高倉山遺跡の第2 次発掘調査が下記の通り実施されるそうです。高倉山遺跡は、いわゆる「東山系」と呼ばれる石刃が表採されていた遺跡で、昨年度同研究室がおこなった第1 次調査で、旧石器時代の遺物包含層が残されている地点を把握されました。本年度は、昨年度の調査地点の周囲を拡張し、遺物分布の広がりの把握、遺物出土層位の年代把握、遺跡形成の解明を目的に調査をおこなう予定とのことです。
あと僅かですが、訪ねてみてはいかがでしょう。

１．調査期間：2011 年8 月27 日（土）～ 2011 年9 月7 日（水）
２．所 在 地：山形県最上郡舟形町富田高倉山
３．調査主体：東北大学大学院文学研究科考古学研究室
　　　　　　　　　　東北大学総合学術博物館
４．調査担当：阿子島香（東北大学大学院文学研究科教授）
　　　　　　　　　　鹿又喜隆（同准教授）
　　　　　　　　　　佐野勝宏（同助教）
　　　　　　　　　　柳田俊雄（東北大学総合学術博物館教授）
５．調査協力：舟形町教育委員会
６．宿　　舎：農林漁業体験実習館
　　　　　　　　　　〒999-4601　山形県最上郡舟形町小田山2679

◆　遺跡の場所
http://maps.loco.yahoo.co.jp/maps?p=%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E7%9C%8C%E6%9C%80%E4%B8%8A%E9%83%A1%E8%88%9F%E5%BD%A2%E7%94%BA%E5%AF%8C%E7%94%B0&lat=38.66988429&lon=140.27473824&ei=utf-8&v=2&sc=3&datum=wgs&gov=06363.2