『房総の縄文大貝塚 西広貝塚』 遺跡を学ぶ80 [図書]
遺跡を学ぶシリーズ『房総の縄文大貝塚 西広貝塚』が刊行されました。
市原市の西広貝塚では 直径一五〇メートルの環状貝塚を全掘し、採集されたすべての貝層を丸洗いして、そこに含まれている遺物すべてを調べあげたといいます。この前代未聞の作業からみえてくる縄文人の食生態がどのようであったか、興味深いところです。
【目次】
第1章 縄文大貝塚を掘りつくす
第2章 貝塚を丸洗いする
第3章 貝と骨、角の世界
第4章 大貝塚をもつムラの謎
第5章 西広貝塚は永遠に
著者は忍澤成視さん。早稲田大学大学院を出た忍澤さんは、1999年から貝製品研究に没頭。かつて趣味にしていたスキューバダイビングの経験をフルに活用、伊豆諸島をはじめ全国各地の海へ赴き現生貝調査をおこない、生物学的知見から考古学の課題に挑んでいます。
2011-10-05 08:00
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フジモリ君、買いました?
by 八ケ岳 (2011-10-06 22:39)
こんにちは、吉野と言います。
縄文人の食生活は今見てみると
かなり健康的だったと言われている
そうですね。
素晴らしい記事で大変
参考になりました。
ありがとうございました。
また遊びに来ますね。
by ダイエットとアンチエイジングの◆吉野ゆう (2011-10-10 10:25)