ガイセン・クレステレ洞窟探訪 [ドイツ旧石器]
8月末のドイツ旧石器調査について、少しずつ紹介する。
8/27には、テュービンゲン大学のユリアン・ベーガさん(写真)の案内で、ガイセン・クレステレ洞窟を探訪した。
拙著『旧石器ガイド』でも、同遺跡のマンモス製のフルートを紹介しているが、それが出た遺跡である。
フルートは、4万年前のオーリニャック期のものといわれている。
洞窟は、写真の斜面の上方にあり、その上り口にあたるこの場所では、発掘者で、55歳にして没した故ハーン教授(テュ―ビンゲン大学)の銅板が、石灰岩に設置してあった。
2012-09-02 21:39
nice!(0)
コメント(2)
トラックバック(0)
お帰りなさいませ。ご無事が何よりです。
意義深い旅程だった事でしょう。
遺物に情報が注がれ 更に「暖かな血液」がプラスされてゆく様を 目の当たりにする貴重な体験をさせて頂ける思いです。「周辺情報」とはこのような経験値の昇華されてゆく行程の中にあります。己の仕事に しかと受け止め 肝に銘じます。ありがとうございます。一事一事をワクワクする思いで期待いたしております。
by REN (2012-09-03 10:22)
RENさま、ありがとうございます。
ご期待にそえるかわかりませんが、ブログ上で、旅の様子をご報告いたします。
by 八ケ岳 (2012-09-03 22:14)