旧石器考古学者森嶋稔からの手紙 [思考漂流]

FH000068.JPG

「学問は力関係で進めるものではない」

1989年、森嶋稔から八ケ岳がもらったハガキには、強く抗議の言葉がしたためてあった。

同年の尖頭器シンポジウムを実行するおり、師事していた戸沢充則博士の意見にしたがって運営を進めたが、長野県考古学会長の森嶋稔の意にそぐわない運営となった。
シンポジウムは長野県考古学会主催のものであったが、会長の森嶋は前代未聞の欠となった。そしてこのハガキが届いたのだ。

お二人の先生ともすでに故人となったが、そのハガキは今となってはホロ苦い思い出として手元にある。

※ 左が森嶋、右がその弟子の旧石器考古学者の森山公一(故人) 野辺山中ッ原5B遺跡
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 2

あしたかやまのササッパラ

 私も似たような苦い思い出があります。静岡県考古学会のシンポで、芹沢長介先生からお叱りを受けました。電話だったので記録はありませんが、手紙が向坂鋼二先生へ行ったのは痛かった。手続きの行き違いだったのですが・・・・
by あしたかやまのササッパラ (2013-08-09 19:42) 

八ケ岳

ああ、そうでしたか。大変でしたね。
芹沢先生は特に厳しかったので、私にも特別な思い出があります。
そのエピソードは今度・・・
by 八ケ岳 (2013-08-10 21:52) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。