「最初の日本人を考える」 ―旧石器時代の日本列島 [図書]

2014年7月1日「milsil(ミルシル)」40号「最初の日本人を考える」

国立科学博物館の「milsil(ミルシル)」40号の特集は「最初の日本人を考える」です。
私たちの祖先は、どのようなルートを辿り、いつこの日本列島に渡ってきたのでしょう。船や飛行機で短時間で世界を飛び回ることができる時代となっては想像もできません。陸続きでない未開の地へ海を渡るということがどんなに困難で、どんな多くの試練を乗り越えてきたのか。そしてどのような生活をしていたのか。

教科書にも登場する港川人骨。この港川人は旧石器時代のものではないとささやかれたこともありますが、確かに旧石器時代の沖縄に人類が到達していたことを、科学的に証明する重要な発見があった背景も知ることができます。化石から、そしてDNA研究から解く「最初の日本人」はとても興味深い内容で、人類学からだけでなく、考古学からのアプローチも読み甲斐があります。

出穂さん、山崎さん、海部さん、篠田さんらが書いています。

ページ数: 本文34ページ(A4判オールカラー) 価格: 420円(税込)
販売場所: 当館ミュージアムショップ / ジュンク堂書店 池袋本店(東京都豊島区南池袋2-15-5) / 明正堂アトレ上野店(JR上野駅内) / book express エキュート上野店(JR上野駅構内)

http://www.kahaku.go.jp/userguide/book/milsil/index.html
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