黒耀石のくつ [石器]
黒耀石をイメージした光沢のある黒と白の革をコンビさせたくつ。
博物館の展示設計をお願いしていたデザイナーMasamiさんからの7年前のプレゼント。
彼女が、美大時代の友人だった靴アーティストにわざわざ頼んで、生まれてきた子供のために作ってくれたのだ。
長男誕生、私は迷わず ”耀”(よう) と名付けた。自分の研究テーマが黒耀石であるからだ。
光り輝くようにと願ってつけた名だが、子どもにしてみれば、いい迷惑に違いない。
そんな甲斐あって(・・・ってどんな甲斐) ”ぶーぶー” などとともに、最初に覚えた言葉が
”どき” ”こくようせき” ・・・・いや、いや、覚えさせられたといっても、過言ではあるまい。
将来は有能な考古学者になるに違いない! (・・・・たぶんならないでしょう)
黒耀石のくつ。私の本棚に今でも石器といっしょにピカピカのまま並んでいる。
子どもが、小さなその足でぎこちなく歩き出した時も、もったいなくて履かせられなかったのだ。
2009-04-30 06:00
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