三沢遺跡の黒曜石石器 [石器]
三沢遺跡(野辺山)の黒曜石石器である。
三沢遺跡は後期旧石器時代後半の遺跡。
望月明彦先生による産地分析では、229点の黒曜石中209点を分析し、八ケ岳の黒曜石が176点で75%を占めており、八ケ岳の黒曜石の使用頻度が高いことがわかった。
ちなみに、上段右側の3点はナイフ形石器で、右2点が八ケ岳、もう1点は諏訪産であった。
箱根畑宿の黒曜石が5点含まれており、野辺山との交通関係も推定された。
2009-05-28 22:02
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コメント(2)
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さっそく三沢の報告ありがとうございます。
畑宿が5点もあるのですか、砂川期に畑宿とは、珍しいし、興味深い分析例ですね。
今度、見させてください。
by ジュンクワ (2009-05-28 23:03)
現在、川上村教育委員会が保管しています。
by 八ケ岳 (2009-05-29 23:07)