大英博物館「土偶展カタログ」 [図書]
イギリス大英博物館の「土偶展」のカタログを一足先にいただいた。
イギリス、セインズベリー日本藝術文化研究所のニコル所長(女性)のプレゼントである。
ニコルさんは、8/31まで開催されている浅間縄文ミュージアム の「土偶展」を見に来て下さった。理知的でユーモアのある女性だった。現在、東大の客員教授もつとめているという。
もちろん、大英博物館とは比較にならないが、遠方は秋田・岩手を始めとする表情豊な土偶が並んでいる。
フランスの縄文展でもそうだったが、海外のカタログは垢抜けている。
表紙は茅野市の仮面の女神である。
カタログ中には、日本を代表する土偶67点が美しいカラー写真で紹介されている。
信州だと国宝縄文のヴィーナスや岡谷の壷抱き土偶などが大英博物館にならぶ。
ニコルさんによると、土偶たちはすでにイギリスに到着しているとのこと。
イギリスの人びとは、縄文の女神たちをどんな顔で迎え入れてくれるのだろう。
2009-08-31 10:02
nice!(0)
コメント(4)
トラックバック(0)
借用の時も不調で休んでいて失礼をしてしまったのに、返却の昨日も風邪で休んでしまって、ご挨拶ができず、申し訳ありませんでした。
by つかま (2009-09-03 22:03)
つかまさま
私も痛風になやんでいます。
体調を崩しやすい時期ですね。
お互いに気をつけましょう。
by 八ケ岳 (2009-09-08 12:01)
昨日大英博物館の土偶展を見てきました。
種類の豊富さ、簡潔で分かりやすい解説で、展示物の量も、見学者が疲れない程度にまとめられた、とても優れた展示でした。イギリスの新聞雑誌でも、よい批評をいただいています。さらに、これが無料で見られるということ、いかに文化的に優れた国であるか、脱帽です。
by さくら (2009-09-20 18:20)
さくら様ご報告ありがとうございます。
粋な展示がなされたようですね。
私も展示プランだけは、プロデューサーの一人であるサイモン・ケーナーさん愛用のマックで見せてもらいました。なかなか真似できないセンスのよさですよね。
by 八ケ岳 (2009-09-20 23:58)