神子柴遺跡の尖頭器出土状態の復元模型 [展示]

CIMG3695.JPG

神子柴遺跡の尖頭器出土状態復元模型の修理風景である。

本日、八王子の模型製作会社T工房まで、模型の修理にいった。

伊那市創造館の神子柴の重文展示室で、尖頭器の出土状態を模型で製作したのだが、
1点の尖頭器だけ、土の中からの見え方が足りなかったためである。

土の代わりに充填されている発砲ウレタンを切断し(白部分)、土にもぐっている尖頭器をもっと見せて、着色。月末までにはでき、展示されると思う。

この尖頭器出土状態は、神子柴の石器分布ではメインのため、慎重に作った。
なんどもやり直してもらったため、模型会社は閉口したと思う。

神子柴といえば、クリシマさんは、展示を見て納得してくれるだろうか??

写真では左上に置かれているが、とくに黒曜石の尖頭器の着色は難しかった。
黒曜石は本来半透明なのだが、複製は不透明なFRP。
それを着色で透明なようにみせるのだから、ナカナカ困難な話だ。

でも、模型製作ってのは、プラモデル作り見たいでおもしろい。
学芸員が楽しむ ”オトナのおもちゃ” ってなところだろう。


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