第12 回日本旧石器学会終了 [学会]

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日本旧石器学会第12 回大会が、小平市ルネ小平を会場に無事終了した。
2日間で延べ218名の方の参加があったという。

6/20が総会と一般研究発表、6 月22 日がシンポジウムであった。

シンポジウムテーマは「石材の獲得・消費と遺跡群形成」
白滝黒曜石原産地と消費地(鈴木宏行)
珪質頁岩原産地と消費地(鹿又喜隆)
関東周辺黒曜石原産地群と消費地(国武貞克)
二上山サヌカイト原産地と消費地(絹川一徳)
西北九州黒曜石原産地と消費地(杉原敏之)
韓国における石材原産地と消費地(大谷 薫)コメント(張龍俊)
の内容であった。

興味深い内容で議論が展開した。ただ、抽象的な言い方だが、原産地と消費地とのリンクのモデル的説明が、遊動形態把握の困難さともあいまって、なかなか解釈に手ごわい状況であることをいつもながら痛感した。

当日の予稿集は、六一書房で扱っているので、ぜひ手にとっていただきたい。

※ 写真は地元小平市鈴木遺跡の研究発表

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