日本旧石器学会賞【御礼】

このたび日本旧石器学会賞を受賞させていただいた。

就職して今年で30年、なんだか自分のやってきたことを省みると、よくわからないが、
たくさん石器を実測して、旧石器の報告書を書いたり、シンポジウムをやったり、というような役回りが多かった気がする。自分で中ッ原の細石刃遺跡も掘ってみたりした。

グルーバルで最新の仕事は到底できないので、ローカルな発信しか今後もできないだろう。

山下達郎のアルバムに「アルチザン」【artisan】 というのがある。
職人という意味のフランス語だそうだが、山下は「音作りの職人」を目指したのだそうである。
私もできれば職人的な考古学の仕事を、今後も愚直に続けていければと考える。

ブログに書き込むかは迷ったところであるが、何人かの方からのお声掛けもあり、
皆様への御礼のご報告とさせていただいた。 ありがとうございました。

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コメント 3

A.E.G

おめでとうございます。
八ヶ岳博士は、今も昔も私たちの憧れです。
これからも、ご活躍下さい。
by A.E.G (2014-06-26 20:58) 

八ケ岳

A.E.Gさま
ありがとうございます。
でも、今は奈良平安の原稿に埋没しています。
「律令制の崩壊と地域社会の変貌」です。
by 八ケ岳 (2014-06-26 21:05) 

A.E.G

そこがまた凄い!
(私のせいですが・・・)
by A.E.G (2014-06-26 21:07) 

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