北東アジアにおける先史時代の黒曜石交易と旧石器時代の海上交通の問題 [講演会]

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2015年9月19日(土)ヤロスラフ・V・クズミン博士(ロシア科学アカデミーシベリア
支部地質学・鉱物学研究所)
の講演会が明治大学博物館教室で行われた。
テーマは、「北東アジアにおける先史時代の黒曜石交易と旧石器時代の海上交通の問題」であった。
いくつかの議論があったが、とくに北朝鮮の白頭山の黒曜石についての問題に興味が
惹かれた。
白頭山の噴火口周辺には、黒曜石の露頭がみえるが、どうもそれは石器に使えるほど
良質なものではないらしいというのだ。
では、どこにあるのか? なかなか北朝鮮のフィールドに分け入っていくのは難し
く、現在のところ細かな地点まで特定できないというのが現状っである。

海上交通の問題では、やはり後期旧石器時代初頭の舟のあり方が問題となった。私の
スキンカヤックの復元画も紹介されたが、実際のところどうであったのだろう。

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