ハンマー・ストーン [石器]
旧石器人の大事な道具”敲石”。
相模野台地、柏ケ谷長ヲサ遺跡のATより上位の文化層(B2層)より出土したもの。
大学2年の時、今から四半世紀以上前にジュンクワ氏などとともに発掘したものだ。
右側がちょうどタマゴくらいの大きさ、手になじむサイズである。
ブランティングなどの細部加工というよりは、ナイフの素材となるような小形の剥片を剥離したものなのだろうか。
双方とも端部には敲打痕が残っていた。
握ってみるとひんやりと冷たかったが、なんだか2万年以上前の旧石器人とつながった気がした。
2009-05-17 07:26
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