三沢遺跡の礫群 [遺跡]
野辺山高原の三沢遺跡の発掘調査で昭和60年、礫群が検出された。
旧石器時代にしばしば見つかる遺構”礫群”、調理施設だといわれている。
写真の三沢の礫群は、後期旧石器時代後半期のいわゆる”砂川期”のものである。
野辺山の旧石器人たちはこの礫群を使ってどんな動物質食糧を調理したのか。
最近では、大型獣【ビッグゲーム】ではなく、シカやイノシシなど縄文時代と変わりない動物だという意見もでてきている。
2009-05-26 06:06
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コメント(2)
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三沢遺跡懐かしいですね。
野辺山ではじめてまとまって出土した砂川期の石器群
深見諏訪山遺跡の報告の直後と記憶しています。
そして、山梨県でも同時期の石器群が調査され、今では、関東や東海と中部高地との関係を考える上で重要となっています。
黒曜石が少ないことが、興味深いですね。
by ジュンクワ (2009-05-27 00:30)
たしかにそうですね。
黒曜石産地に近いのに黒曜石が少ないですね。
砂川期だからでしょうか。
by 佐久考古 (2009-05-28 16:16)