藤森賞 若狭徹さんに! [人物]
第35回藤森栄一賞が若狭徹さんに授与されることになった。
昨13日、諏訪において選考委員会が開催され、私も末席に加わった。
結果、全員一致で群馬県高崎市教育委員会の若狭徹さんが選考された。
保渡田古墳群の調査・整備や、かみつけの里博物館の設置・運営、古墳時代の地域社会研究の功績がその理由だ。
若狭さんのエネルギッシュな古墳時代研究は、石器屋の私でも知っているが、研究とあわせて、本作りや博物館展示のデザインセンスがピカ1なのは、よく知られている。
私が最初に眼にしたのは、彼が書いた「岩宿の赤土を削る杉原荘介」のイラストだ(駿台史学掲載)。
近著では、「もっと知りたい埴輪の世界」(東京美術)が刊行され、ヴィジュアルで楽しい本となっており、「やられたっ!」と思った。
今後も、眼の醒めるような研究と本づくりをしてくれるのだろう。
おめでとうございます。
■ ネット上の著者紹介より
若狭徹(ワカサトオル)
1962年長野県長野市生まれ。その後群馬県高崎市に在住。1985年明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。旧群馬町(現在、高崎市)教育委員会において保渡田古墳群の調査・整備、かみつけの里博物館の建設・運営に携わる。現在、高崎市教育委員会文化財保護課主査。博士(史学)
昨13日、諏訪において選考委員会が開催され、私も末席に加わった。
結果、全員一致で群馬県高崎市教育委員会の若狭徹さんが選考された。
保渡田古墳群の調査・整備や、かみつけの里博物館の設置・運営、古墳時代の地域社会研究の功績がその理由だ。
若狭さんのエネルギッシュな古墳時代研究は、石器屋の私でも知っているが、研究とあわせて、本作りや博物館展示のデザインセンスがピカ1なのは、よく知られている。
私が最初に眼にしたのは、彼が書いた「岩宿の赤土を削る杉原荘介」のイラストだ(駿台史学掲載)。
近著では、「もっと知りたい埴輪の世界」(東京美術)が刊行され、ヴィジュアルで楽しい本となっており、「やられたっ!」と思った。
今後も、眼の醒めるような研究と本づくりをしてくれるのだろう。
おめでとうございます。
■ ネット上の著者紹介より
若狭徹(ワカサトオル)
1962年長野県長野市生まれ。その後群馬県高崎市に在住。1985年明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。旧群馬町(現在、高崎市)教育委員会において保渡田古墳群の調査・整備、かみつけの里博物館の建設・運営に携わる。現在、高崎市教育委員会文化財保護課主査。博士(史学)
2010-02-14 22:03
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コメント(2)
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受賞、本当に良かったです。
彼のセンスは、音楽も含めて凄いです。
by AT (2010-02-18 07:30)
音楽のセンスも受賞の要因?
存知上げませんでした。
by 八ケ岳 (2010-02-18 22:21)